アインシュタインの予言という怪文章

アインシュタインの予言 - Wikipedia
アルベルト・アインシュタインの発言として流布されている約300文字程度の言葉。

近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。
果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。
私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。
その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。

天皇バンザイ系の愛国っぽい文章ですね
アインシュタインさんがそんなに日本に詳しいとは知らなかった。とか思ったら

しかし、この文章の出典とされる雑誌『改造』1922年(大正11年)12月号(アインシュタイン特集号)には、該当の文章は存在しない
田中はこの言葉を、大日本帝国憲法成立に大きな影響を与えたドイツ人法学者ローレンツ・フォン・シュタインの発言として紹介しており、「予言」はアインシュタインのものではなかった。
中澤は「シュタイン」と「アインシュタイン」という名前の類似性から、流布の過程ですり替わってしまった

うむ、デマの発生理由としては理解可能

高確率でデマですよ、というトラックバック
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(追記)
この文章を読んだと言う人がいるみたいです
entry-10013327332 | きち@石根

十年以上前に「確認」したの。
でその内容をメモしただけ。
だから自分で確認したんだから「ある」と言ってるだけです。

お、アインさんは本当に書いてたのかな
どっちにしても日本に三千年の歴史があるのは確かなので大切にしましょう
私個人としては日本が発展してる最大の理由は[水資源が豊富]だと考えています