2008年のリオ会議と児童ポルノについてのあれこれ

表現の数だけ人生が在る - 「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」
志野光子(外務省総合外交政策局人権人道課) - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記/はてダ版
2008年にリオで

このブラジル会議、招待された人だけが参加で、表現規制反対運動関係は締め出されているらしい。ていうか締め出されてます。

という一方的な会議が行なわれて
日本の外務省の志野光子
外務省: CSEC IIIハイレベル政府間対話・我が国政府首席代表ステートメント テーマ1.「児童の商業的性的搾取の形態と新たなシナリオ」

漫画、アニメ、ゲーム等ではしばしば児童を対象とした性描写が見られます。これは現実には存在しない、コンピューター等で作られた児童が対象ではありますが、児童を性の対象とする風潮を助長するという深刻な問題を生じさせるものであります。

というスピーチをして採択されたらしい。
エロマンガを見たら犯罪を起こしたくなる』という『強力効果説』は、いつ証明されたんじゃい、という話。
証明はされてないはず。
でもって、それをソースに
子どもと法21/私たちのアクション

提言
③子どもを搾取するバーチャルな画像や描写を含む児童ポルノの製造、提供・配布、意図的な入手および所持を違法化すべきである。

日本人が、創作物規制を訴えて。それを日本の団体が採択しろと騒ぐ。
自作自演する事はまあいいけど、前提の光子のスピーチがどうかと思う。
子どもと法21とかいう団体に苦情を言いたかったけど掲示板が閉鎖してるので[id:kodomo-hou21:20100729]に書き込み

qwqwqwqw 2010/07/31 09:52 掲示板が閉鎖されているからここでいいのかな
http://www.kodomo-hou21.net/action.html#ngo_repo
>子どもを対象とするポルノグラフィックな創作物の規制についても表現の自由を不当に侵害する恐れがあるとの理由から、
>実質的な審議が行われていない。
>【提言】
>政府は、「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」で採択されたリオ協定(宣言と行動計画)を国民に周知し、実行に移すべきである
>③子どもを搾取するバーチャルな画像や描写を含む児童ポルノの製造、提供・配布、意図的な入手および所持を違法化すべきである。
これについて、反論したいです。
(1)リオ協定に『マンガを規制』って、本当に書いてますか?誤訳ではありませんか?
参考:http://blog.livedoor.jp/getter99/archives/51240668.html
(2)「リオ協定には法的拘束力がない」ですよね?
(3)”18歳未満に見える”を規制対象にするのなら、実年齢31歳のほしのあきさんが子どもポルノに該当してしまいます。認定されたこともあります
参考:http://ameblo.jp/hiryoyasyohyou/entry-10022538785.html
実在の子どもポルノを規制する事に反対はしませんが、非実在を対象にしたり、見た目で判断する事に危険を覚えます。